療術として勉強し始めたのは2002年からしんそう療方でした。

それまでも筋肉を緩めたり、関節を動きやすくしたり、様々なフィットネスの手技を行っていました。

それはら主にトレーニングしやすい身体条件にする事が目的で、動きやすくなり、痛みも緩和する大変優れた手技の数々です。

しかし一方で、身体全体から観た歪み、左右対称性の動きと姿勢は観ていませんでした。ですから、回復、改善、本来の状態にもどす事はできませんでした。その場で楽になったり軽くなったり痛みも軽減します。しかし歪んでしまうという、絶対的なマイナス面もあるのです。歪ませたら回復改善から遠退きます。

ですからそれらフィットネスの手技は大長療術としては捨てています。使う事はありません。しかしトレーニング指導の時は大いに使います。トレーニングする方は基本的に元気な方ですから(笑)。元気な方は何をやっても大丈夫(笑)。とは言えそのまま放置はしません(笑)。前回お書きした身体法則性のストレッチでフォローしていきます。

この方には何が必要か?何をやってはいけないか?手技の特徴や効果を理解し、使い分ける事が大切です。

大長療術はゴールドジムというフィットネスクラブ内で行ってはいるものの、フィットネスの範疇を遥かに超えた内容ですので、本来ゴールドジム内で行う内容では無いかも知れません。

次回はしんそう療方、野口整体、活法という大長療術の三本柱について、少しずつ書いて行きます。